始めての駐在地で私は英語の個人レッスンを受けていました。彼女のご主人が軍関係のお医者さんで、家族で沖縄に駐在したこともある アメリカ人です。日本で英語を教えるバイトもしていたそうで、日本人のこともよく知っていて、英語のことだけでなく仲良くしていました。
週に一度1時間程度のレッスンを受けていたのですが、1年後私たちはシカゴに転勤することがきまり、その日は最後のレッスンになってしまいました。
彼女と別れるのが名残おしかった私はこうつぶやいたのです。
「At last, we have the last lesson・・(あー、とうとう最後のレッスンになっちゃったわね・・)」
すると、彼女は「えーっ?At last ?」
とやや驚いた顔をします。私「うん、at last・・」と寂しそうに告げました。
彼女は「Oh〜」と複雑な表情を見せるのでした。
そんなこんなもあった後、私たちは引越ししました。
シカゴで英語の授業をとっていたときに、何かの拍子にこの「At last」が出てきました。
「At last, we did it !」とうとうやったぜ!というような文章だったように思います。
ふと、あの時の彼女の複雑な顔がよみがえりました。そこで先生に「この意味って残念なときにも使えるよね・・?」と聞いてみたところ
「うーーん、そういう意味では使えないわね〜」
ガーーーン!!
とすると、あのときの私の言ったことは「はー、あんたのレッスンもこれで終わり。せいせいしたわ」という意味でとられてしまったのでは・・?あじゃーーーっっ!
私は慌ててそういうつもりではなかったと手紙を書きました。彼女はそんなささいなことは覚えてなかったようで、誤解をとくほどでもなかったのですが、こちらとしては気になる、気になる。あー、安易に直訳するといけないなぁ。今でも思い出される出来事でした。
英語を話す人の声はよく通る・・。遠くにいる人たちの会話が自分のすぐそばで喋っているように聞こえることが あります。声じたいもでかいのですが、なんせよく通るのです。
一度ス−パーの駐車場で、車5台分くらい離れてるのに、普通に世間話しているのを見たときはびびりました。 同じことを日本人がやったらお互い叫んだような声になることでしょう。
英語は腹式呼吸でしゃべらないとだめだ、という話しを聞いたことがあります。音楽の時間にやらされた「はい〜、お腹から声をだして〜っ!あっ、えっ、いっ、うっ、えっ、おっ、・・・」が思い出されます。
日本語の場合はほとんど口先だけで喋れるような言語ですが、このままの音量で英語を喋るとまず通じません。つばが飛び出るくらいに頑張って、息を吐き出さないと発音できないような気がします。
なので・・。英語を何時間か話すと、とーーーっても疲れてくるのです、私の場合・・。 頭の中でも「日本語→英語→日本語→英語」とフル回転なので、2時間くらいが限度でしょうか・・。
使わない筋肉は弱ってくるそうですが、腹式呼吸をするための筋肉も、もうすっかり退化しているのかもしれません。
お店なんかでウエイターを呼ぼうとして「イクスキューズミー」と何度呼んでも振り向いてもらえないことが多い私。 腹式呼吸で「Excuse me!!」とつばを飛ばしながら言わないといけないんでしょうね〜・・(ーー;)